ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸とは
糖タンパク質やムコ多糖を構成する糖の一つである
N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸が
交互に鎖状に結合した分子量20万から40万という高分子化合物。

コンドロイチン硫酸などとともに典型的なムコ多糖の一つ。

1934年に米国の大学教授によって発見され、
アミノ酸の一種であり、水を吸収しやすい構造をしている。
(ちなみに、ヒアルロン酸1gにつき6Lの水分を保持することが可能)

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動物の硝子体、関節液、臍帯(へその緒)、皮膚などに存在し、
皮膚や臍帯ではコンドロイチン硫酸の量と同じくらい含まれています。

非常に多量の水と結合してゲル状を呈し、
関節の潤滑作用や皮膚の柔軟性などに関与している。

人間の身体の約70%は水分ですが、
この水分(体液)の中にあるネバネバした状態のムコ多糖類の一種がヒアルロン酸です。
また、その高度な粘り気によって細菌の侵入や毒物の浸透を防ぐ効果もありますが、
それだけではなく、細胞の運動性を高める活性もあります。

しかし、細菌やヘビ毒、ハチ毒、ヒルの唾液(だえき)などには
ヒアルロン酸を低分子化するヒアルロニダーゼが含まれており、
この作用によって侵入することが知られている。

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ヒアルロン酸の効果

高い保水力で潤い肌に

ヒアルロン酸の一番の効果は、
1g当たり6リットルの水分を保持できる保水力です。

ヒアルロン酸は皮膚を始めとする様々な部位に存在しており、
皮膚では表皮の次に構成されている真皮に多いという特徴があります。

皮膚の表面から表皮・真皮・皮下細胞の順に構成されていますが、
ヒアルロン酸は特に真皮に多く含まれているということですね。

年齢を重ねることで肌にしわやたるみができてしまうのは、
加齢によって真皮のヒアルロン酸が減少し、保水力を保つことが難しくなり、
潤いのある肌を保てなくなってしまい乾燥肌の原因になります。

たとえば、ヒアルロン酸の量を、0~20歳までを100とした場合、
30歳までは70%、50歳までは40%、60歳までには約25%まで減ってしまいます。

ヒアルロン酸が減ると、水分維持が出来なくなり、
シワやたるみなどの肌の老化や、関節の痛みなどが発生してきます。

潤いのある肌を保つには、
このヒアルロン酸は必要不可欠な成分出ることは間違いないですね。

また、他の保湿剤と比較をしてみると、
ヒアルロン酸は、温度や湿度といった外部の影響を受けづらい成分なので、
乾燥肌を防ぐために非常に効果的です。

一般的によく聞く効果としては、ヒアルロン酸を摂ることで
「小ジワが消えた」、「シミが薄くなった」など肌トラブルの改善ですね。

関節の動きをスムーズに

ヒアルロン酸のもう一つの大きな効果は、
関節の動きをスムーズにしてくれることです。

関節の中にある関節液には多くのヒアルロン酸が含まれているのですが、
これによってクッション材となり、関節の負担を軽減してくれています。

加齢と共に関節痛が引き起こされやすいのは、
関節液の中のヒアルロン酸が減少してしまうから。
クッション材が薄くなってしまうことで
骨と骨がぶつかり、痛みが発生するイメージですね。

変形性膝関節症と診断されて、
膝に注射を打ってもらったという話をよく聞くのですが、
実はこの注射液の中身はヒアルロン酸だったりします。

つまり、サプリメントなどでヒアルロン酸を摂取することによって、
関節を動かす時に生じる衝撃を和らげてくれるので、
関節痛が引き起こされにくくなると共に、関節の動きが良くなります。

また、眼球・ガラス体に多く含まれており、
目のクッションをする働きや、眼球の形を維持してくれる効果があります。

優れた保水効果を持つヒアルロン酸は、
目の眼球の弾力とハリを保つ為に欠かせない存在です。
ヒアルロン酸の摂取することで
ドライアイやコンタクトレンズの違和感が軽減される例が多く見られます。

生理痛や生理不順の改善に!

女性の性機能を司る卵巣はヒアルロン酸の多い部位です。

排卵には、ヒアルロン酸の存在が不可欠だと言われています。
ヒアルロン酸の補給は卵巣の活性化に役立つと考えられており、
ヒアルロン酸を摂取している女性から
生理痛や生理不順が改善されたの声がよく聞かれます。

また、排卵した卵子のまわりにヒアルロン酸がたっぷりと含まれていないと
妊娠する確率が大幅に低下すると言われており、
不妊対策にも効果があると期待されています。

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動脈硬化を予防!血管の流れをスムーズに

加齢とともにヒアルロン酸が減少すると、血管は硬くなり、
また血管の筒も細くなってしまい動脈硬化を招きやすい状況に…。

ヒアルロン酸を摂取することで、
しなやかで弾力のある血管を維持して動脈硬化を予防するだけでなく、
高脂血症を抑える効果、
心筋梗塞や脳梗塞の引き金となる血栓の形成を防ぐうえでも必要
となります。

ヒアルロン酸のその他の効果
  • 脳の活性化を促進して老化を抑制
  • 血行改善による肩こりや腰痛の緩和
  • 夜尿症の緩和や改善
  • 切り傷やすり傷の治りを早める
  • 発毛効果

ヒアルロン酸を含む食べ物・食品

このような効果のあるヒアルロン酸。
普段食べる食品などではどのようなもので摂取できるのか?

食品では、動物の骨や軟骨、魚の目玉、
フカヒレ、ニワトリのトサカなど
に含まれています。

しかし、こういったヒアルロン酸が多く含まれた食品を取り入れるのは難しいですね。
現在では、ヒアルロン酸を含んだサプリメントもありますので、
そちらで摂取するのがいいと思います。

また、ヒアルロン酸はコラーゲンと同時に摂ると効果的と言われています。


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